青空堂本舗

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「スタジオジブリ・レイアウト展」


山口県立美術館で行われている「スタジオジブリ・レイアウト展」の最終日へ行ってきました。
全展示を食い入って隈なく見ていたらば、いつのまにか4時間経ってたよ。
すげえ面白かったです。


↑美術館まえのパークロード。カラ梅雨でくそ暑っちい。




関連 : スタジオジブリ・レイアウト展
  1. 2017/06/18(日) 16:51:13|
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風立ちぬ

こニチわ!
風が吹くたび気分も揺れる、そんな年頃の、信デス!

風 といえば。
話題のジブリの映画『風立ちぬ』を観てきましたーーー!

ここんトコロ、なにかと忙しくてゆっくり映画を観る時間がとれなかった私ですが、実は目下 大阪出張ちゅうでして、ひとりのホテルでボッッサーーーっとしてるのもアレなので、宿から1時間ちょい歩いたトコロの映画館まで行ってきましたよ。
慣れない土地の道を確認するのに手間どり、レイトショーの上映時間にまにあわなくなりそうだったタメ、残り1kmはけっこう走っちゃったよ。

映画の内容はデスねー。

すっっっっげえよかった デス!

なんといいますか、戦争ちゅうのニホン人の多くが生きることが精一杯のビンボー人だった時代に、あふれる才能と環境に恵まれたニンゲンのまっすぐな生きざまを描いていました。

そういえばむかし、映画評論家か誰かが「石原裕次郎は苦労知らずのお坊っちゃんだから、いい。」的なことを言っていたのを思い出しました。
世の中の風潮が“ニンゲン苦労しなきゃダメよねー”っていうなかで、そんな苦労とか世の中にクサった雰囲気がにじみ出てないからこそのスタアだ。っていう論評で、ソレにはナルホドなー。って思ったものです。
たぶん「風立ちぬ」の舞台のこの時代も、世の中に対してホトンドのヒトがひねくれてたハズですが、映画の登場人物はそのなかでまっすぐに生きることを許された「特権階級」のヒトたちのハナシでした。
しかし、ビンボーでヒネてるヒトの姿もちゃんと描くことで、作品の登場人物たちのまっすぐな生きかたはまさにスタアであるなー。っておもいながら観ることができました。

まだ一部の特権階級のスタアのヒトだけが歴史をつくっていた時代。
スタアにはスタアの葛藤がアリ、スタアのヒトが背負う責任の大きさもハンパなかったことは想像に難くなく、いっつもヒネてたおれから見れば、やっぱりスタアのヒトの生きかたは美しいのだ。

奇しくも。
いまの出張に出るまえ、学校のイベントでわがムスメのなぎ(小五)に手紙を書く機会があったのですが、現在まったくひねくれることなく自らにあほみてえにまっすぐ生きているムスメ(小五)に、「今後もいろんなことを乗り越えてあほみてえにまっすぐ生きてほしい」的なことを書いたあとだったので、なにか縁みたいなモンを感じた作品でしたよ。


『風立ちぬ』

――超絶おススメでっす!

美しいから。まじで。

ちなみに。
公共交通機関の路線図とかがよくわからなかったので、帰りも徒歩でした。
トホホ。

ちぬ。
↑チヌ。(本文とはカンケーありません。)


  1. 2013/09/29(日) 21:49:42|
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『リスとツバメ』

周囲から、「よっ、読書家ニンゲン!」 と呼ばれるべく、絶賛進行中の「インテリ化計画」

今回読んだのは、

マリア・ヴオリオ・著/ミカ・ラウニス・絵/末延弘子・訳
『リスとツバメ』

という童話(?)。

ちょっとまえ。ツバメのヒナを一時保護して放鳥したあと、喪失感いっぱいのヨメが図書館でツバメ関連の本を借り漁ってきたウチの一冊で、読んだムスメ(小四)が「おもしろいよ」っていうので読んでみました。

ハナシは冬をまえに渡りをしわすれてブッ倒れていたツバメを、リスが自宅で介抱したことからはじまったみじかい共同生活のおハナシ。

堅実でしっかり者な性格のなかにあふれる好奇心を併せもつ「リス」に対して、「ツバメ」は鷹揚で自由を愛するがゆえに変化を好まない性格で描かれています。

慈悲の心と好奇心から、傷ついたツバメを献身的に世話をするリス。
怪我と、他人の家での生活という不安から、警戒心をなかなか解けないツバメ。
食うモノもコトバもちがうトコロから徐々にお互いを理解し、さいごは分かり合うようになっていきます。

リスは土着の生きモノだからこそ外の世界へのあこがれからくる好奇心で未知のモノを受け入れられるのですが、実は渡りをするツバメのほうが見識が広く、だからこそ数少ない知らない世界に対しては警戒してしまう、という対比がなかなかキョーミ深かったデス。

さいごは共同生活でうまれたお互いの絆を確認し、何事もなかったかのようにそれぞれの住むべき世界へと戻っていくワケですが、「絆」ってそれくらいのカンジでちょうどいいんだよな。っておもいました。

深い。






  1. 2012/07/01(日) 10:18:00|
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『船に乗れ! (3)』

周囲から、「よっ、読書家ニンゲン!」 と呼ばれるべく、絶賛進行中の「インテリ化計画」

今回読んだのは、高校の音楽科を舞台とした青春小説シリーズの完結となる第3巻。

藤谷 治・著
『船に乗れ! (3)』

という作品。

第2巻の高校2年生時に心に傷を負った主人公が高校3年生になってからのハナシ。

自分自身に見切りをつけた結果、いいイミで周囲との距離が縮まり、それまでのひとりよがりだった自分を清算すると同時に、「その他大勢」に埋没してしまった挫折を引きずりながら生きる「今」が描かれています。

よく、10代というイタい時期に起こした失敗は「若気の至り」というコトバで片づけられがちですが、ホントのトコロ、若かったという理由でそれが許されるというワケではなく、その失敗を常に抱えながら、それを内包できるだけのヒトになって生きるしかないんだなー。とか考えながら読みました。

そういうイミでは、誰もが共感できるハナシかもしれません。

ただ。
登場人物が総じてあんま魅力的じゃないので、あんまり感情移入できなかったのが残念。
主人公のオニイチャンはうじうじした内弁慶だし、ヒロインのおねえちゃんに至っては、なんか容姿端麗って書かれてるのが唯一の救いってくらいで、読んでて「なにコイツ?」ってカンジのオンナだしね。
あと。
ハナシががさいごのほうになるに連れてでてくる、「あのときは気づかなかったけど、のちのち考えたらおれモテモテでした。」っていう描写もジャマでした。

まあ。
振り返ってみる高校ジブンなんてみんなそんなモンなので、そのヘンはリアルでいいとおもいマス。
あー。おれ、中卒だったよ…。







  1. 2012/06/23(土) 14:35:08|
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『船に乗れ!(2) 独奏』

周囲から、「よっ、読書家ニンゲン!」 と呼ばれるべく、絶賛進行中の「インテリ化計画」

今回読んだのは、ちょっとまえに読んだ青春小説シリーズの第2巻。

藤谷 治・著
『船に乗れ!(2) 独奏』

という作品。

第1巻にあたる「船に乗れ!〈1〉合奏と協奏」で高校1年生だった主人公の少年が、2年生に進級してからのハナシとなっています。
前作は、とくに何も起きない学生生活を淡々と描いた作品だったのに対して、コチラは、主人公の少年を取り巻く環境が、高校生には重すぎるホド大きく展開をみせる内容となっています。

周囲から半ば強制のように強いられた出来事、自分の力ではどうすることもできない出来事、弱さ故に自らが引き起こした出来事。
次々につきつけられる逃げ場のない「事件」に対して、温室育ちの少年はあまりに弱く、順調にまわっていた歯車が噛み合わなくなっていき、打ち込んでいるハズだった「音楽」ですら、少年にとって「喧騒」に感じられるようになっていくさまには、読んでいてなんか緊張するかのような感情をおぼえました。

まあまあ。
17歳というこの時期、多かれ少なかれ、誰しもこんなふうにオロオロしてるモンだよな。
とかおもいながら読みました。
私自身、家を出たのは17んときだったし。

完結となるつぎの第3巻で、主人公のとっ散らかった感情がどのような纏まりを見せていくのか、気になるトコロです。






  1. 2012/06/03(日) 23:55:02|
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