高速道路料金が1000円になるというニュースと、
井上陽水の「青空、ひとりきり」という曲をきいた。
あーおれはいつも。
いつも遠くへ行きたかった、ということが、わかった。
十六で単車を買ったのも、
十七で家を出たのも、
十八で違う街へ行ったのも、
いつも遠くへ行きたかったからと、わかった。
幾つかの街で幾つかの職を転がりながら、
いつも自分自身を求めているつもりだったけれど、違った。
そこにはいつも誰かがいて、
その目に映るおれがいたり、いなかったり。
誰かの目に映った自分こそが、自分自身だったと、わかった。
いつも遠くへ行って誰かに会いたかったと、わかった。
誰かの目に映りに行くことが、
おれが生きている証で。
おれの目に映っていることが、
アナタが生きている証で。
高速道路料金が1000円になったら、遠くへ行ってみよう。
いまのおれには、帰る場所もあるのだし。
- 2009/01/29(木) 21:58:07|
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