~前回のあらすじ~
受験シーズンに滑りたがるオンナ、なぎ。
果たして定額給付金はいつ支給されるのか…!
am5:00
念願のスキーに行くべく早寝をしたムスメのなぎ(6歳)を、スターマル秘どっきりにおけるトコロの田代まさしばりに起こすタメ部屋に入ると、あまりの期待感からか、半分ベッドからおちた状態で熟睡していらっしゃいました。

↑「おはよーございマーース。」(小声)
飛び起きた彼女を朝風呂に入れたりとかして、いざ集合場所へ。
今回集まったのは私たちのほかに3家族。
ムリを言って突然参加させていただくことになったワレワレを快く迎えていただきました。
ありがとうございます。
スキー場までの車中で話してくれたなぎ(6歳)のきょうのスキーでの目標は、
「スキーでくるくるとジャンプ(モーグルのエアのこと)
する。」…がんばれー。
で。いろいろハショりますが。
スキー場到着デーース!!早速、板をはいてゲレンデに飛び出し、ヤル気マンマンで練習に取り組みだすわがムスメ(6歳)。
…。
が。
10分ホド歩く練習などをこなしたくらいから、重さなどからウマく操作できない板にジリジリし、テンションも若干下がり気味。
まあまあ。
あくまで目標は「エア」なので、ソレくらいのことではヘコたれません。
その後、家ですこし予習してきた「ボーゲン」をすこし練習してからリフトで上まで登ってみました。
ゲレンデの上から眺める
白銀(含・人工)の世界に下がっていたテンションも再びハネ上がり、
「はやく滑ろう!」
と颯爽とスタートしてみたまではよかったのですが、そこはやはり初心者。
板をウマくコントロールできるハズもなく、そこかしこで転びまくるなぎ(6歳)。
そのたびに私が救出に向かうワケですが。
…。
オイオイオイオイ!ヒザが曲がっちゃいけないほうに向いちゃってるじゃねえかよ!と、キモを冷やすことしばしば。
無傷でしたが。
子供の関節の柔らかさを再認識しました。
――ブルブル。
それからも、
「転倒」→「ボーゲン」→「転倒」→「ボーゲン」
を繰り返し、途中で泣きが入りながらもなんとか1本目を滑り終えたころには、疲労の色濃く、ヤル気テンションもズンドコにまで下がっちまいやんの。
ちょっと休憩してからまた練習させようと考えていたトコロ、お友達のお父さん(スキー超ウマ)が通りかかり、
「なぎちゃん。教えてあげるから、もう一回リフトに乗ろう!」
とのありがたいおコトバ。
やっと下まで降りてきた安堵感に包まれていたなぎ(6歳)は、
ストックを雪面に投げつけ、
「スキーなんか大っキラい!!(憎)」と叫ぶトホホな状態に。
まあまあ。目標は「エア」ですから、何とかアメで気を取り直して再度リフトで上まで登ってゆきました。
わかりやすくやさしいレッスンを険しい表情で受けながら、なんとかフモトまで降りてきたなぎ(6歳)のフトモモは、ボーゲンのやりすぎでパンッパンだったそうです。
昼食後は「もうスキーはやらない。」と宣言し、ソリ遊びを決め込むムスメ(6歳)を見て、わが家のスキーライフが終わっちまったことを実感するおれ。
うんうん。しょうがないよね。ニンゲン、スキーなんか滑れなくても生きていけるしな。
とか思いながらソリ遊びに小一時間付き合っていたら、突然、
「…やっぱりスキーしようかな。」
とつぶやきだすわがムスメ(6歳)。
まっ、まじでかーー!そりゃそうだよね。目標は「エア」なんだから。
鉄が熱いうちにリフトに乗せ、ためしに何も口出しせずに滑らせてみたトコロ。

↑
!滑れてるじゃないデスかーーーー!!!そのあとは、何回もリフトに乗っては滑り、滑っては乗り、はじめてのスキーを堪能していました。
帰る時間になっても「帰りたくない」ホドに。
もうね。
カルくカンドーしちゃったよ。
子供だからコツさえつかめば早いのはわかるんですが、自分の意思で、一回イヤになったモノにもう一度挑戦してみようとするガッツに。
おれにはない部分ですから。
帰り道。
体力が超人的ななぎ(6歳)にしてはめずらしく、車中で寝てました。
たぶん、きょうは生まれてから一番カラダを動かした日だったと思います。
――30分くらいで疲れがとれて起きてきましたが。まあまあ。とにかく。
たいへん楽しい初スキーでした。

今シーズン、もう一回くらいは行けそうです。
目標は「エア」で。
- 2009/02/15(日) 22:17:57|
- なぎ|
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