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『スギハラ・ダラー』

周囲から、「よっ、読書家ニンゲン!」 と呼ばれるべく、絶賛進行中の「インテリ化計画」

今回は、世界的な経済危機が叫ばれて久しいなか、こういう経済のことが書いてある本を「オモシロい。」って言ってたらアッタマよさそうに見えんじゃね?的なキモチで読みはじめた作品。

手嶋 龍一・著
『スギハラ・ダラー』

第二次世界大戦中に難民とならざるを得なかったユダヤ人たちが、戦後、世界中に張り巡らされた彼らのネットワークによる情報で経済界を席巻する存在となるワケなのだけれども、そもそも彼らが生きのびることができたのは、ものすげえアタマのいいニッポン国領事館領事代理、杉原さんっていうおじさんによる計らいが大きかったのですよ。ということがハナシのさいしょのほうに書いてあったので、タイトルからしてその杉原さんの存在が現代の経済社会にも影響を与えているというようなハナシかと想像しながら読みすすめていったのですが、このおじさんが、「たくさんのビザにサインするの疲れちゃったからゴム印つくってぺたぺた押そうぜ。」って言ったら、おじさんが転勤していってからあとも、そのゴム印で偽造した許可証でユダヤ人たちがロシアからばんばん出国できたので命がたすかりました。っていうココロアタタムル、オイオイおめえホントにアタマいいんかよ的なお役所シゴトエピソードだけを残して以降、まったく出てきませんでした。
(ジッサイには6000人のユダヤ人を救った人物として、いまも世界から尊敬されてるおじさんですが。)
あとはもう現代のハナシになって、なんかおカネもちのイギリスのヒトが金沢で美人の芸妓さんといい仲になって「ホ~レホレ好きなモン買っちゃるぞ。おれなんか衝動買いで競馬ウマ買っちゃうモンね~。」みたいなしょーーーもないハナシが延々とつづけられているだけで、経済に明るいヒトがコレでどれくらいたのしめるのかはしりませんが、アッタマのわるい私なんかはなんにもオモシロくなかったデス。
2ページくらい読んだらすげえ眠くなるので、おかげで読むのに2週間くらいかかっちまいました。

おおハズレ。






スギハラ・ダラースギハラ・ダラー
(2010/02/26)
手嶋 龍一

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  1. 2010/06/28(月) 23:31:38|
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