青空堂本舗

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『蒼穹の昴』

周囲から、「よっ、読書家ニンゲン!」 と呼ばれるべく、絶賛進行中の「インテリ化計画」

今回は、以前からずっと読みたかったけどハナシが長そうなので忙しさを理由に敬遠していたのを、正月休みにイッキ読みしてみた、


浅田 次郎・著
『蒼穹の昴』(上・下)

という作品。

いま、「浅田」といえば「真央」なのだそうですが、以前エッセイを読んで以来、私のなかでは「浅田」といえば、「飴」のつぎに「次郎」がくるようになり、「ジロー」といえば「いまさら」と「飛びます飛びます!」と「ジローラモ」のつぎあたりに「浅田次郎」がくるくらい読みたかった本です。

欧米列強に勢力分割され近代化を迫られていた末期の清を舞台にした物語で、主人公の立身出世に絡めて交錯する、さまざまな人物の心情を見事に描いたすげえ本だと思いました。

史実に忠実に描いてある(と思われる)歴史モノなので、ハナシは淡々と進み、「ココが最大の見せ場」というトコロがないのですが、それは全編がクライマックスというカンジなので、惹きこまれたまま最後までイッキ読みしてしまいました。
また、私がこれまで読んだ作品のなかでは圧倒的に登場人物の数が多いのに、ひとりひとりが生き生きと描かれていて、人物の多さにまったく煩わしさを覚えなかったのと、ともすれば尻切れとんぼと言われてしまいそうなラストシーンがまったく気にならないホドの壮大なストーリー展開は圧巻でした。

なんか作者のヒトが、「コレを書くために作家になった。」と言っているそうですが、その思いが文面から伝わってくるような本。
すげえ。

なんか一年のはじめにいい本読んだぜ。ってカンジで気合いがはいりました。




蒼穹の昴(上)蒼穹の昴(上)
(1996/04/17)
浅田 次郎

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蒼穹の昴(下)蒼穹の昴(下)
(1996/04/17)
浅田 次郎

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  1. 2012/01/04(水) 01:11:25|
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